メンサでうつブログ

つらつらと思いついたことを書きます。

メンサの試験の思い出

かれこれ10年くらい前ですが、受けない人には全くイメージできない、メンサの試験の話。

メンサの試験って、要するにIQを計る試験なのですが、どんなイメージでしょうか。自分は、真っ白い何もない部屋に一組の机とイスだけがポツンと置かれていて、そこに独りで入れられて、張りつめた静寂の中カツカツ問題を解く、というイメージでした。

さて実際ですが、まず試験会場は銀座の一角にあるバーでした。このバーはメンサ会員の方が経営に関わっている(?)お店で、昼間の店が営業していない時間に会場として使っている様でした。(ちなみに夜はメンサの会合で貸し切りになる)

"バーて、、。なんかいろんな瓶がおいてあったり、室内もおしゃれに装飾してあるけど、、真っ白い部屋の対極やんけ。。"

しかも、日本一地価の高い銀座。受験生10人くらいが、そこそこ詰めて席に着きます。そして自分の机は、派手にがたつく机でした。

"いやいや、机ががたつくって、なんかバーらしいけど。バーらしいけど。"

そして試験問題が配られて、例題を使って回答の仕方の注意等がありました。この例題、だいたいの受験生が「ふんふん、あぁ。」って感じですぐに答えがわかる易しめの問題でした。そもそも1万円払って(メンサの受験には1万円かかる)受けに来るような腕に覚えのある方ばかりなので、楽勝だったわけです。

さて自分は、この例題、ちんぷんかんぷんでした。ちょっとイヤな汗をかいたのを覚えています。

試験管「ちなみにこれ、回答わかる方は」
自分の近くにいた受験生「はいっ!! xxxです!!!」(他の受験生にプレッシャーをかけるためか、やたらと大きい声)
試験管「はい、そうですね」

"答えがxxxということは、あぁ、そういうテイストの問題ね。"
自分はその答えを聞いて、ようやくどんな問題かが、わかるという理解の遅さ。

試験管「でははじめてください」

"も、もうかよっ!"

理解した直後に始まった試験は、時間との戦いでした。結構忙しかったです。自分は練習問題があったおかげで、なんとかほぼほぼ回答が出来、無事に合格してメンサとなりました。