めまい原因が意外なところで明らかになった話

うつ病の典型的な症状の一つがめまいだそうです。調子が悪いときにでるめまいはなかなかつらい症状の一つです。

めまいの予感は、まず朝起きて家の中を歩いているときに、なにか空間の認識と、体からのフィードバックがずれているような気がするところから始まります。歩いていても、足をついたところが、思っているところと1mm位ずれて居るような感覚。
そして外を歩き出すと、空間の認識と体の感覚のずれがさらに大きくなって2,3mmずれている感じになり、車酔いのような気持ち悪さとともに、ふらふらしだし、感覚とのずれをなくすために、足を引きずる様な歩き方になります。

典型的なのは、外に出た時に、日の光がいつもよりまぶしく感じること。この時はほぼ間違いなくひどいめまいです。

家族に「めまいがひどいので引き返す」のメールを入れて、なんとか家に帰ります。
その時も家を出たものの、めまいがひどかったので、そのメールを打っていました。何かの弾みで、いつもはひらがなで書くめまい、を漢字に変換したら、目眩とでてきて驚きました。
めまいの一因が、そもそも漢字にかかれていたのです。目が眩(まぶ)しい、のだと。

いつごろからそう書かれたのか分かりませんが、自分の感覚とピタリと一致していました。
「めまい(目眩)って目か眩(まぶ)しいって書くんだよ。こないだめまいの時は、なんだかまぶしいっていってたでしょ」
と、めまいでくらくらとなりながら家族に必死にこの発見を伝えずにはいられませんでした。

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まだ自分がうつ病だと分かっていなくて、めまいに関して調べてもらおうとして、総合病院に言ったときのこと。
何科にかかるか分からなかった自分は、受付の看護師さんに相談したのですが、その時の会話がなかなかシュールでした。
「めまいは、ふわふわ系ですか?ぐるぐる系ですか?」
「ふわふわ系です」
「なら、○科ですね」
どうやらめまいには二通りあるらしいことをその時知りました。
確かにアニメとかで、めまいを起こしているキャラクタの頭の少し上には、ぐるぐるぐる…というマークがかいてあるなぁ。あれはぐるぐる系なんだな。そして自分は間違いなくふわふわ系。
一口にめまいが…という言葉の中にも、二種類の症状が混在していると思うとなかなか興味深いです。