人はいつかみんな死ぬことを考えてみた話
みんないつか死にます、なんて当たり前すぎて、「もうその思考は通ったよ」という感じですよね。
ただ先日なんとなく、このことを思い出して、具体的に考えてみたら、はっとしたので書きたいと思います。
みんないつか死ぬ、と言うときですが、"みんな"がどうも漠然としているから、なんか抜け落ちてしまっているように思います。
なんかもうお経のような感じ。
これをもう少しリアリティを持たしていくと、印象が変わってきます。
"ご老人はいつか死ぬ"→まぁそうですよね。
"自分もいつか死ぬ"→はい、受け止めます。
まぁここらへんはいいとして、もう少し踏み込むと
"子供や、今日生まれた子もいつか死ぬ"
これを考えたとき、自分は結構思うところがありました。
まだ希望に満ちあふれている子供たち、未来しか感じさせない子達もいつか死ぬんだなと。
死に方、生き方を考えると、また別問題なのでおいておいて、プロセスはどうであれいつかは死ぬ。
そう考えると、今生きている人たちが集まって、今こうしてこの瞬間に一緒にいること、それはかけがえのないことだなと、思ったわけです。
平日昼間の町の姿
こうしてうつ病になって休職して、驚いたことの一つは、自分が住んでいる町の平日の昼間の姿。
昼間といえば、休日の昼間しか知らなかったのですが、平日の昼間はまた印象が違います。
まず人口分布の偏りがすごい。
ご老人と、おばさん、おかあさんと子供ばかり。
当たり前ですが、働き盛りの男の人と、学生が全然いません。
いま隣町が奇襲をかけてきたら、持ちこたえられないな、というくらい。(そんなことはないですが)
街のスピード感が休日よりも遅かったり、電車の乗り方も平日は、休日ほど洗練されていません。
(電車の出入り口の近くに溜まってたり。たぶん休日は、満員電車に乗り慣れた人たちがたくさん乗るので、そうでもない)
多少いいランチを食べに行くと、奥様方ばかりで、楽しそうにお昼からお酒を飲んでたり。
(そして話題は、旦那のグチだったりする)
休職したてのころ、この状況をみて、おなじ場所や、時間を舞台にしたパラレルワールドかと思ったのを覚えています。
平日の昼間と、休日の昼間のパラレルワールド。
平日の昼間と、平日の職場のパラレルワールド。
在宅勤務など、働き方の多様性が言われてますが、そもそも町にいる人がこれほど偏ること自体、あまりいいことではないはず。
もっと平日の昼間から、いろんな人がいる町の方が健全なのだろうなと。
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自分がそれしか知らなかった休日の昼間も、平日の昼間の住民にとってみれば、過ごしにくいんだろうなぁ。
アルバイト募金の仕組みについて考えてみた。
いつも街頭で大声を張り上げて募金を募っている人を見て、なにかこう、やりきれない気持ちになるのは自分だけでしょうか。
というのは、集まった募金は、彼や彼女たちの時給にしたら、いくらくらいなのか、ということを考えてしまうからです。
街頭で募金を募るのなら、本人たちがその時間、何かアルバイトをして、丸ごと募金した方が効率的ではないかと思ってしまうのです。
もちろん街頭で活動することには、お金だけでない利点はあると思います。
例えば、その問題を街頭の通りすがりの人に認知させることができる、募金してくれる方と問題について話し合うことができる、等々。
ただ多少ドライな言い方をすると、まずは募金額だと思うのです。(そのために募金活動しているので)
そんなことを考えているときに、ふと思ったのは、アルバイト募金という仕組みです。
契約上難しいかもしれませんが、それは専門の方に委ねて、アイディアとして書かせていただきます。
あるお店で、募金の目的でボランティアとしてアルバイトをする。
この活動の啓蒙のため、分かりやすく、バッジなどに○○募金の為に働いている旨を書いてもいいかもしれません。
雇い主は、その人が働いた時給分を、ボランティアの子が指示した団体に募金する。
双方にアルバイトの契約が結ばれているわけじゃなくて、あくまでボランティアで働いて、その分に見合った金額を雇い主が募金するというスタイルです。
この仕組みなら、学生だけでなく、特に社会人が活躍できるのではと思います。
社会人は一般に副業や兼業を持つことはできませんが、これならボランティアとしてなので、休日に働いていても文句は言われません。
(アルバイトの契約をしていないので)
学生の頃にアルバイト経験のあるお店(チェーン店)で働けば、教わることも少ないし、スムーズかもしれません。
また、学生の頃みたいにアルバイトをするなんて、ダラダラと土日を過ごすくらいなら、ちょっとやってみたい気もします。
経営者側から見ると、短期になるので雇いにくかったり、時給ほどは働けてなかったりして、マイナスの面もあるかもしれません。
ただ、このお店は、この募金活動を応援するために、この人をボランティアで雇っている、ということが、お客さんや社会に対してプラスに働くことはあると思います。
最初に戻りますが、街頭で募金を募る人たちも、この仕組みなら確実に募金が集まり、やりがいもあるのではと思ったり…
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この記事がお店の経営者や、有識者に届いたらいいなと思います。
このアイディアがいろんな人に見ていただけるように、多くの方にブックマークしていただけると、嬉しいです。(わがままスイマセン)