僕の救いになった本
精神的に苦しかった時の、僕の救いになった本を一冊だけ紹介したいと思います。
いやな気分よ、さようなら コンパクト版
https://www.amazon.co.jp/dp/4791108485/ref=cm_sw_r_cp_api_i_qTiCCbF8QFD16
この一冊で自分は十分でした。というかとても厚い本で、半分も読めてないのですが、それでも十分でしたし、紹介もしてしまいます。
端的に言って、読んでいるだけで気持ちが楽になります。そう書くと、読者に癒しを与えるような優しい本かと思われるかもですが、ガチガチの認知行動療法という考え方、行動指針に関する理論や実践的な手法の紹介です。
ですが、その根底にある”辛い人を少しでも救いたい”という気持ちがひしひしと伝わってくる、それが癒しにもなる、ある意味とても稀有な本です。
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休職中は久しぶりのまとまった時間でしたがほとんど本を読めずにいました。
もともと本好きなのですが、とにかく寝たり、起きてぼーっとしてました。
そのうちいろいろとやる気が湧いてきて本を読みだしたのは1ヶ月も経った頃だったと思います。その頃はライトな小説や冒険物のノンフィクションを読んでました。
社会復帰ができるようになった頃、”これから、うつと付き合っていくには?”ということに向き合えるようになり、手に取った本です。
現代の知の巨人であり、私の読書の指針、考え方の指針を与えてくださる、読書猿さんが推薦していた本です。
https://twitter.com/kurubushi_rm/status/976380319602393089?s=21
まず、人の感覚や物事の捉え方には、一定の傾向やバイアスがることが分かります。そしてそれと実社会とのギャップが人を苦しめることも。
そしてそのギャップの埋め方、理解の仕方、いなし方の手法を学ぶことができます。こんな時はこれを実践してみて、という具体策まで示されます。
読んでから(正確にはまだ途中ですが)1年くらいが経ちますが、辛い気持ちになった時には、この本の手法を思い出し、いまも実践しています。
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もはや見えるところにあるだけで気持ちが落ち着く本。さながら私のバイブル。